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11/20/2009

20091119 水滸伝 十四 北方謙三

1ヶ月ぶりに読みます。第14巻です。これだけ登場人物が多いので、間をあけて読むと色々忘れてることが多いです。

この巻前半では久々に扈三娘がクローズアップ。扈三娘って梁山泊に入る前に大怪我したのに、その後遺症もなく隊を率いて活躍。凄いな。

そして、またまた王進先生の子午山にまた一人、今度は張横の息子・張平、子供が更生されにやって来る。みんな次から次へと行き詰まるね。こういう駆け込み寺みたいなものが存在していて良かったよね。

致死軍の樊瑞が洪清に倒されてしまい、命を落とすのが意外だった。洪清が強いのか、まだ樊瑞が弱かったのか分からないけれど、早く袁明とか青蓮寺側の人間を倒して!と、つい感情移入してしまう。(苦笑)。

梁山泊には優秀な人物が揃っているけれど、数では官軍に劣るので、全体的に劣勢になる。数には勝てないのね。双頭山と流花寨が官軍にじわじわと戦をしかけられ、攻撃されてます。

長らく塩の道に関わっていた燕順が清風山で最期をむかえる。清風山が敵(董万)の狙いと分かって潔く犠牲になるところとか、腹のくくり方がかっこ良い!あと、あの砲撃マニア(?笑)の凌振がいいね。馬好き、医療好き、鉄好きなど、各分野のマニア・職人がいい!(笑)