桜井京介シリーズの14弾目で、完結の1つ前の巻、らしい。1年に1冊のペースで発刊されてたのか。気がつかなかった…。この巻を読む前に、前知識として読んでおいた方がいい巻を、自分は既に読んでいたのですが、全く覚えてない…。遥か昔の話のようだ。
今回は、あんまりトリックらしきものはなかった。「建築物」ミステリィだけど、あくまでみ「建築物」が舞台のミステリィという感じ。桜井氏の過去が垣間見え、神代氏の若き頃が楽しめて、なかなか面白かった。「桜井京介」になる頃の話や、その後、神代氏はどうしたのか、など、まだ語られていないところがたくさんあった。
あと1冊で完結できるのだろうか…。不安・・・、上・下巻とかになったりして…(苦笑)。建造物、「館」の外観や内装などの表現描写が、意外にも今までの中では1番読みやすかった。
暗い過去をもつ主人公が、いかに未来へ踏み出すのか、というのが見所なのかな。桜井氏(アレク)の父親(エルゴリ)が、結局姿を現さなかったし、期待持たせすぎて、結局、小物だったということがないようにして欲しいな…。アレクにしろモイルにしろ、10歳そこらであんなにしっかり意見を言えるものなのかしら。…賢すぎ。
本当に、次巻は1冊で終わるのかなぁー。それだけが、心配。
