「西山事件」をモデルにした山崎豊子の久しぶりの長編小説。文藝春秋で連載されてるときから、早く単行本にならないかなあ、と待ち遠しかったです。
しかし、なぜ4巻?この文章の量でれば、上下2段組みの前編・後編でも良かったのでは、と思いました。行間は広いし、上下の余白も多いように思います。
30年以上前の出来事とはいえ、政府って汚い、権力は怖い。意外にも、事件が起こるのが早かった。1巻で機密漏洩がばれて、逮捕されるとは。なおさら、全4巻に疑問が。
また、何かこの作者、文体が変わり過ぎているような気がする。気のせい?女の人のセリフ(かぎ括弧のところ)は、確かに作者の言葉を使っているようだけど、何か男の人の文章なんだよなー。それにしても、この弓成という人の性格がいまひとつ掴めません。
