久しぶりに東野作品を読む。こういう推理小説は私はやっぱり苦手。推理できません!(私は推理より事件を起こした動機とか背景の方が気になります。どう殺したかなんてどうでもいいんだよね。殺され方を探るのは、犯人を割り出すのには必要な工程ですが。)
東野作品には何か先入観で穿った読み方をしてしまうので、どうしても好きになれない。どうしてあんなに人気があるのか不思議。「赤い指」も「容疑者Xの~」も読んだけど、いまひとつ話が頭に残らない。
一言で内容が書けないが、詩人の女性の婚約者の男性が誰かに殺されて、彼の元彼女も数時間前に自殺している、その殺人事に係った2人の男と1人の女性からの視点で物語が描写されていく。トリックというか、殺し方の解明の見せ方、とかは上手く書けていると思う。でも、いまひとつ魅力が欠けるんだよね。設定がそんなに盛り込みすぎていないのに、盛り沢山に見える。近親相姦、女にだらしない男、元彼女が婚約者の担当者、など色々掘り下げれば面白いだろうに、何か書ききれていないような…。
