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8/21/2009

20090813 地政学入門 曽村保信

小谷野敦の著書の中で、「読んだ方がいい」と述べられていた書物。


書名から想像していたより、私には「上級」でした。世界地図と世界史の教科書を片手に読めばよかったかも。世界史と地理をほとんど覚えていない、勉強しなかったので余計に難しかった。そんな世界の歴史と地理に初心者な私でも、面白く読めました。いやー、地政学って面白い学問なのね。


ユーラシア大陸とアフリカ大陸(または世界)を一つの島として考える「世界島」の観念は面白い。確かに、そう考えると日本という島も東の埠頭になるから、港としての要素をもつ重要な場所なのね。


そして、太平洋側から中国、ロシアと内陸に向かう手前の入り口になっているから、アメリカが基地を置きたいのも納得。日本に大陸への足がかりとなる基地を置いておけば、戦争するときにいいポイントになる。


ヨーロッパというのは、あの面積の中に複数の国家があることによって、海から大陸、大陸から大陸へと色々な攻略方法があるので、戦争が日常で当たり前の時代にはこういう学問が必要かも。大陸は動かない、移動するのはその上にいる人々だけ。