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7/12/2009

20081216 ワルツ 上・中・下巻 花村萬月

やっと、上中下巻を読み終えた。花村作品にしては、読み易くて、流し読みに近かったが夢中になれた。

戦後、韓国人、天涯孤独、などの前提を頭に入れておかないと、登場人物の心情と行動に理解できなしし、納得できなかった。

百合子が~~、、、、。こんな女いないだろ!とか、状況に流されていて結局自己中じゃん、とか色々不満が…。物語上の時代とか、環境を考えたら、彼女の選択がベストなのかもしれないけど、全く理解できない。菩薩心ではなく、偽善っぽいし。

城山さんも、嫉妬心で死ぬなんて~~、今までのあの情熱が湧き出てはないんだけど、芯は曲がらない意志はなんだったの~~、、、。

登場人物の心情以外(話の流れ、人物設定など)は面白かったし、今年の作品の中ではベスト5くらいには入るけど、やっぱり納得いかない~。これで、メディア化されるとしたら、どうせ百合子中心で、何か、戦後の混乱でもたくましくしっかりと生きた女、とかのテーマでまとめられそうで嫌だ。

まあ、花村節が今までの作品の中では、物語りが一番やわらかく表現されていました。人物の性格も分かりやすかったし。