荻原作品2作目です。サスペンス作品としては、まあまあでした。
「今時の女子高生」がキーとなっているので、そういう女子高生が出てくるのだけど、こういうのってどうなんだろう。「今」を「リアル」に設定すると、却って違和感がある。多分、あまりにリアルタイムの世相を描写るすと、その当時はよくても、少し時が経つともうリアルタイムではなるからかも。難しいですな。なので、「今時の」人が登場する小説は好きではないです。
文庫で1冊にまとめられていたけど、けっこう余分な部分も多かったような気がします。刑事達と関係者達とで視点を分けているのは良かったけれど、やるならちゃんと半々でやってほしかった。やや中途半端かな。後半のややテンポ速めになってきたところは読みやすかったです。解説者が述べていた「カミソリ」が何か分からなかった私は読解力低いですね。(苦笑)。
