久しぶりに船戸作品を読みました。やや新刊です。久しぶりだー。
発売したときから目をつけていましたよ!ただ、絶対ドロドロしてて、面白くって、やや内容とか文体が劣化しているけど、やっぱりこの怒涛の展開がたまらないんだろうなー、と思っていたのでゆっくり読めるときまで我慢しようと思っていました。でも、やっぱり我慢できなくて、手にとって読んだのですが、やっぱり想像通り(良くも悪くも)の面白さでした。やっぱり船戸作品はくせになる(笑)。この展開と内容に慣れると、他の作家の作品がゆるく感じるから困る(苦笑)。
「龍神町~」と同じく日本が舞台です。今度は中国地方の山中の寂れた温泉町が舞台です。どのような人物達がその地で町を開墾したのか、江戸末期の話も絡みつつ、船戸作品のあいかわらずの展開です。主人公はある標的を追う→その標的以外も主要な人物が集まってくる→結局、ほとんどの人物に後ろめたい過去あり→主人公が悪くなっていく→ほぼ主要人物死亡、な展開。いやー、やっぱり主要人物の9割は死んでます。もしくは、悪い人間です。主人公が一環して善良のままではないところがいいですねー。
船戸作品の日本人って、本当に***で****いな腐った人間が多い。醜悪で獣くさい。次回の船戸作品はいよいよあの作品に手を延ばそうかと。
