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7/18/2009

20090412 水滸伝三 北方謙三

水滸伝の3巻目です。読み出すと止まらなくなるけど、冒頭がなかなか世界に入りにくいので、読み終わるのにやや時間がかかりました。
この巻では、梁山泊以外の各地の叛乱組織(?)が徐々にまとまっていったり、魯智深が新たな仲間を増やしにいったり、2巻で落ち込んでいた武松が王進のところで修行して復活したり、とかの話でした。

一つの国の中の各地で、政府に対しての不満が形になってきて、色んな組織が出来上がっていくのはいいのだけれど、その分登場人物も多くなってきているので、人物整理をしながら読むのが大変でした。北方氏の文体にはもう慣れました(笑)。何か、たまに文のリズムが唐突に変になるんだけどなー(気のせいかも)。文体に違和感があっても気にしないようにしています。
戦のときに、軍の数や味方の人数など、何千何万単位で表現されているが、数の多さは分かるけど、数字だけでその力のすごさを表しているような気がしました。数だけを書けばいいってもんじゃないですよー、大雑把でもよいので具体的にその戦闘力レベルを描写して下さーい。
物語はまだまだこれから盛り上がるようです。各地の叛乱の同士を訪ねに宋江が旅を始める所でこの巻は終わりでした。が、宋江が旅を始めた原因っていうのが、これがまた…。うーん。おいおい。うわー…。という感じです。数少ない女性登場人物が…。宋江って、皆が尊敬したりなついたり、その意志を支持・賛同したりしているけど、今ひとつそのカリスマ性の魅力が書き表されていないような気がします。
色々突っ込みどころはあるけれど、今のところ、三国○よりハマっています(笑)。ちょこっと出てくる鮑旭がどうなっていくのか気になります。色んなところで、色んな作家がインスパイアされているのは納得できます。