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7/18/2009

20090405 木曜組曲 恩田陸

恩田作品を読むんはこれが2作目です。苦手意識を若干もっているせいか、特に可もなく不可もなかったです。どうしても探して読みたい作品ではないし、ファンには面白いのかも。
やや不思議なミステリー構成でした。一応、「密室殺人事件」になるのかな?とはいえ、血なまぐさいことはなかったです。女達の内面の本音が次々と明かされる、と煽られていたけれどあまり大したことなかった。なぜ、時子があんなに尊敬されるのか、今ひとつ理解できなかった。そのカリスマ性があまり描写されていなかった。他の登場人物達も、時子に対して尊敬や畏敬の気持ちがあるわりに、その熱意が伝わってこなかった。全体的に控えめで、大人しい文章だと思いました。
こういう感じで文体が続くなら、あんまり好きになれない作家かも。右から左へ流れていく作品だ。苦手意識もなく偏見もなく、まっさらな気持ちで本を読むのは難しい…。