Powered By Blogger

8/14/2009

20090806 水滸伝 十 北方謙三

前巻から読み始めるのに一月もかかってしまった。この作者の小説は、何か冒頭がいまいち読み始めにくい。読み始めると面白いですけど。
物語りはいよいよ後半が始まりました!呼延しゃくvs梁山泊の戦いは読み応えがあり、面白かったです。馬が連なって攻撃する戦法も面白い。ただ、晁蓋に段々共感できなくなってきてます。何か大将の感じがしないんだよね。
個人の能力は梁山泊の方が上だが、軍全体としての力は宋軍の方が上だ。林沖とか史進とか個人の力で逃げ延びれたところも多いし。穆春とかけっこう戦死していく人物が多かった。しかも、死に際を描写されず、名前のみの描写。戦だし、人物多いし、そうなんだけどさ、宋江が旅しているときとかけっこう彼らのメインエピソードがあっただけに、あっさりと戦死してしまったのが切ないですね。
この巻くらいから戦闘シーンの描写に迫力が出てきた。
張青なんてキャラいたな、とか思っていたら、いつのまにか梁山泊の仲間(仲間を匿ったり、逃がしたりする仕事)になっていた。やや勘違いクンな性格で、気持ちがやや先走っていた。まあ、梁山泊の人達全てが完璧なわけなしね。
梁山泊のような反政府組織を作って、しかも梁山泊より性質の悪い、梁山泊と共倒れさせようとする青蓮寺側の策略がこれからどうなっていくのか気になります。