Powered By Blogger

9/17/2009

20090913 ドント・ストップ・ザ・ダンス 柴田よしき

柴田作品、花咲慎一郎シリーズの新刊です。歌舞伎町で保育園を経営しつつ、副業として(経済的理由のため)探偵業を営む花咲慎一郎です。このシリーズに限らず、柴田作品は外れがないので安心して読めます。

児童養護施設、不登校、10代の妊娠、など、やや現代社会の問題も含んでいるので、話が盛りだくさんな印象。でも、合間にある、子育て論みたいなのは、体験しているだけあった、説得力もあるし、説教臭くない。

久しぶりにこのシリーズを読んだので、医者の奈美や山内や秘書の環さんやらなんだか懐かしかった。

事件があまり大きな事件ではなかったのが、良かったけれど物足りない。前半までは何だか物騒な話に繋がるから展開の盛り上がりに期待したが、結局哀しくて優しい話に治まっていたのが少し残念。事件の残酷性が今までに比べると弱いかな。