引き続き第3巻です。前巻から六郎太の双子の兄・松平忠輝が登場してましたが、まさかまさかの展開!会ったこともない、本当に自分の兄弟なのか確かめていないのに、弟の存在を信じ、彼が今まで味わった境遇の不運さを憐れに感じ、身代わりとなっての自害。思わず涙腺が緩みました。
てっきり忠輝は、六郎太と争うかと思っていただけに、忠輝のこの潔さには泣けます。その最後を見取ったのがささ香(久しぶりの登場で嬉しい(笑))というのも良い。
ささ香と蓮子の再会シーンも泣けます。そうか、6年振りだったのね。健気なささ香が好きだ。そして、ついに千早の気持ちに答える六郎太。うーん、結局生きる目的を見つけたきっかけは女か…。
この巻では、宮本武蔵を始め、柳生但馬守宗矩、柳生三厳、服部半蔵など、好きな人には好きな人物がてんこ盛りです。敵の忍び半兵衛も前半だけの端役かと思っていたら、意外に重要人物だったし。同じく運天もまさかこんないい人だとは。料理も上手いし(笑)。
