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7/25/2009

20090524 姑獲鳥の夏 上・下 京極夏彦

京極作品を初読しました!かつてミステリー小説界で話題になったシリーズの第1巻です。この作品でデビューしたんですね。

数年前、映画化されていました。当時、どうしてあんなに話題になったのか知りたかったのと、最近、この次の作品である「魍魎の匣」のアニメを見て、これがまたけっこうよくできていて、ちょっと興味が湧いたので、読んでみました。流石に10年経っていれば、当時の流行に乗らずに客観的に読めるかなと思ってましたが…。

期待を持ちすぎて読んだためか、私の脳が老化して、こういう古典的設定のミステリーを受け付けなくなっていたのかは分かりませんが、少し期待外れでした。文庫で2冊に分かれていたからか?

何が当時そんなに人気だったのか、全く分からない。所々、説明が長くて中だるみ。憑き物とか呪と民俗学か、当時の人々の認識とか思想とか説明したいのは分かるけれど、事件にそんなに必要なことだったのか疑問。

文章が小説としては分かりにくい。専門書の解説だったら分かるけど。書きたいことは分かります。10代の頃に読んでいたら、夢中になれたのかな。登場人物に惹かれたかなあ。どうなんだろう。今はこういう世界観や人物設定に胸が躍ることもなく、むしろ、こういうごちゃっとした設定が邪魔に感じてきています。